エイズの日本の現状 (エイズ/後天性免疫不全症候群)
欧米等の先進諸国では、徹底した感染予防キャンペーンや性教育などで、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者は減少傾向にあり、先進諸国で依然大きな感染拡大傾向を示しているのは日本だけである。
日本では欧米諸国と違って、結婚以前のコンドーム性交が普及しておらず、付き合う時点でも「生」での性交が多いことがヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染拡大の特徴とされている。日本での性交に対する概念として、避妊という意識はあっても感染症予防の意識が全く少なく「遠い世界の話」という認識が多いということが問題視されている。
現在日本のヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者は報告されているだけで1万人を超えている。東京だけでも500人に1人の割合で感染している可能性があるとの報告もある。検査を受けていない人数を考慮すると全国で数万人にまで達している可能性も指摘されている。厚生労働省のキャンペーンで指摘されている通り「いつどこで出会ったヒトが感染しているかわからない」と言っても過言ではないとされている。海外での感染ルートの多くは同性愛が多いが、日本での感染ルートは男女間の性交が最も多い。
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者は、男性は海外渡航暦のある者や同性愛者、風俗利用者などが多く、女性は風俗店従業者の感染者が多いとされている。またクラミジア等の性感染症を持っている人は免疫抵抗能力も弱くなっていて数倍感染率が高いとされている。 また、最近では出会い系サイト等による不特定多数との関係を持っている男女からの感染の報告が増えつつあり、大きな問題となっている。



















